平成29年度臨時総会を開催しました。

10月12日に石川県小松市の建設機械メーカーコマツの「こまつの杜」の見学会及び金沢市のテルメ金沢において「平成29年度臨時総会」を開催しました。

「こまつの杜」は、コマツの創業90周年を記念し、2011年5月13日に開設された施設で、300トンの積載量を誇る世界最大級の超大型ダンプトラックで国内に1台しか無い「E930」を始め、同社を代表する建設機械が多数展示されているほか、創業から現在までの同社の歩みや建設機械を3Dで紹介するシアターなどがあります。

野田会長始め参加者は、ヘルメットを着用し地上高7m以上もある「E930」に試乗し運転席からの眺望を楽しんだり、タイヤやボディのサイズの大きさに驚いていました。また3Dシアターでは、ゴーグルを専用ゴーグルを着けて、立体的に迫ってくる建設機械の迫力を感じていました。

金沢市へ移動し、テルメ金沢で「臨時総会」を開催しました。総会では①第1回海外研修会報告②東部工業用ゴム製品卸商業組合工業用品部会商工懇談会報告参加報告③賛助会員・加入報告④臨時総会・詳細予定⑤第4回研修会⑥ホームページ更新⑦2018年度役員改選案――の各議案の審議が行われました。このうち海外研修は非常に有意義な研修であり、数年間隔で開催してほしい、との要望がありました。また第4回研修会を近々、鬼怒川ゴム工業の小薬次郎氏を講師にゴム練りに関する講義を行うことが決定しました。

なお2018年度役員改選は、東部ゴム商組や研修会などに関する人脈、研修会や懇談会出席など活発化している工業会活動の継続などのためには、野田会長の留任が不可欠との観点から、先日開催された理事会で野田会長留任が全会一致で決定されたことを、今回の臨時総会で改めて諮った結果、満場一致で野田会長の留任が決議されました。

平成29年度臨時総会コマツ集合写真

2017年10月 E930E前での集合写真

平成29年度臨時総会コマツ佐屋利明ゼオンポリミクス社長













2017年10月
タイヤの大きさにもびっくり。モデルは身長185㎝以上と工業会で最も背の高い佐屋利明ゼオンポリミクス社長です。

平成29年度臨時総会

2017年10月 臨時総会の模様

第1回海外研修を実施しました。

7月6日から9日の日程で、「第1回海外研修」を実施しました。訪問先はタイで会員企業12社から14人が参加しました。初日は成田及び関西国際空港から空路バンコク・スワンナブーム国際空港に入り、市内のクラウンプラザ・バンコク・ルンピニパークホテルに到着後、日本食「江戸屋」で結団式を行いました。

翌7日は貸切バスでアユタヤに移動し、9時10分から11時の間、日系工業用ゴム製品メーカーの工場を視察しました。同社は自動車部品を主に日系カーメーカー現地工場に供給しています。タイの自動車生産は2013年の250万台がピークで今は200万台程度に減っているとのことです。工場では出荷部門、検査部門、INJ部門、押出部門、加工部門を見学しました。参加者からは現地作業者への指示や指導方法、勤務体制などに関して質問があり、現地人スタッフを育成し指導している、日本のカーメーカーも直接指導に来る、勤務体制は3直、等の返答がありました。

続いて11時30分から12時の間、東京墨田区のゴム板関連商社・日加商工の現地法人「NIKKA RUBBER AND PLASTIC(THAILAND)CO,Ltd」を視察。同拠点では日本メーカー製のゴム板・マット・スポンジゴム・樹脂フィルムなどをタイ国内及び海外に販売しているほか、カット加工などを行っている、さらに「FAST FAC」というレンタル倉庫スペースで24時間監視カメラによるセキュリティをを確保している、5人のスタッフで出荷、インヴォイスの発行など顧客に即納可能な体制を整備しています。さらに東京の本社とSkypeによるТV電話を常時接続し、いつでも連絡が取れる体制となっている、等の説明を受けました。参加者からは切削加工の方法等に関しての質問がありました。

昼食後13時30分から16時の間、アユタヤを観光しました。見学したのは14世紀に建立され、18世紀にビルマ軍に破壊された「ワットマハタ―ト」、3つの仏塔を有し、これもビルマ軍に破壊された「ワットプラスリーサンペット」、国内でも人気の高塔を有する「ワットヤイチャイモンコン」3寺院と、象に乗れる公園「アユタヤエレファントキャンプ」。野田会長が象に乗るなど、参加者は大いに満喫しました。

8日は宿泊先のホテルで、メーカーや銀行の現地駐在員を講師に「海外研修会」を開催しました。テーマはタイの①物価指数②賃金水準③主要産業④GDP伸び率⑤自動車生産台数推移⑥治安状態⑦政府及び民間投資状況⑧進出時の状況について⑨日系企業の進出状況――等のレクチャーがされ、質疑応答も熱心に行われました。
最終日の9日は、自由行動の後、成田及び関空から帰国の途に就きました。

第1回海外研修のアユタヤを観光

2017年07月 第1回海外研修①

第1回海外研修のアユタヤを観光

2017年07月 第1回海外研修、アユタヤ観光にて②

第1回海外研修のアユタヤを観光

2017年07月 第1回海外研修、アユタヤ観光にて③

平成29年度「定期総会」を開催しました。

4月13日、神奈川県湯河原町のレクトーレTKP湯河原研修センターにおいて15時から16時30分の間「平成29年度定期総会」を開催しました。

総会では、野田明志会長以下副会長、理事、会計など役員の留任が正式に承認されました。さらに、ゴム産業界で存在感のある工業会を目指すためには会員数の拡充が不可欠との認識のもと、正会員の募集及び賛助会員制度の新設も決定しました。

さらに7月6日から9日の日程で、タイ・アユタヤのINOUE RUBBER(THAILAND)PUBLIC Co,Ltd工場見学を主体にした、海外研修会実施も正式に決定しました。また、平成29年度臨時総会を10月12-13日に石川県金沢市周辺の温泉地で開催することも決定しました。

年初に実施した会員アンケートに基づく16年度のゴム精練生産量も発表されました。なお回答会社19社の生産数量は黒物CMB9万5,906トン、色物CMB1万5,585トン、内訳不明8,800トンで総計12万291トンと、前年比約6,000トン増加となり、ここ数年続いていた減少傾向に歯止めが掛かったと思われます。

続いて16時40分から17時40分の間、加藤事務所加藤進一社長を講師に「ゴム資材の最近の動向」と題した講演会も開催されました。
19時からは懇親会を開催し、あちらこちらで懇親の輪が拡がりました。
翌日は静岡県伊豆の国市の大熱海国際ゴルフ倶楽部において、11人参加のもと懇親ゴルフを行いました。

平成29年度「定期総会」の会場写真

2017年04月 平成29年度「定期総会」を開催